南フランスのBien-êtreな暮らし

Simple life が心身にいいのでは?という観点で生活習慣を変えてみた。

日本旅行 令和元年 Day-1 大阪でっせ

中部国際空港に着いてからすぐに名古屋駅に到着。日本の都会の人の多さに圧倒されながら、そこからすぐに新大阪に行きの新幹線に乗りました。新幹線の突き出した顔はいつ見ても格好いいですね。

フライト中一睡も出来なかったまま大阪に着いてすぐに私の甥っ子と合流。24時間は有に寝ていない状態でモニャと甥の間でフランス語+英語から日本語への通訳。よく喋るフランス人の中でもモニャは本当によく喋るので、寝不足の頭はトランス状態になりました。

大阪は今回は梅田周辺だけをブラブラする事にしていたのですが、フランス人の間で人気がある大阪出身の建築家、安藤忠雄の手掛けた「希望の壁」というものがスカイビルの近くにあると聞いていたので、こちらに行く予定でした。しかし、モニャがしんどがったので、今回も去年に引き続き断念しました。この安藤忠雄氏の名前をフランス人から知らされて「誰だろう?」と思いググってみたのですが、写真を見てテレビで見た事があるのに気づきました。この方の経歴がとても面白い。高校を卒業してお金欲しさにプロボクサーになったそうなのですが、同じクラブにあのファイティング原田氏がいたそうで、彼の圧倒的な強さを目の当たりにしてボクサーの道を断念し、大学に通わずして自学で一級建築士の試験に合格して建築家になったそうです。私の周りに建築家が多いのですが、彼らによると建築家間でのマウンティングは半端ないらしく、エリート街道からの出発ではない安藤氏がこの業界でここまで登り詰めた大変苦労だったろうなと察します。ボクサー時代に原田氏と出会わずに挫折をしていなかったら、世界の安藤は生まれていなかったと思うと、人との出会いって大事だなと思いました。安藤忠雄氏が手掛けた作品は関西圏(関東圏は調べていませんので悪しからず)にいろいろあるようなので、一度お近くのものを訪れてはどうでしょうか。

世界の安藤氏をスキップして訪れた場所はなんとバッティングセンターです。梅田の東通りの近くに一件あり、学生から大人まで色んな人で結構混んでました。私は子供の時に遊びで野球をやっていたにも関わらず90KMの速度の球ですらバットに掠るか凡打程度のバリ下手なのに対して、バット自体を握るのが初めてのモニャは130KMをフォームがおかしいながらにいいヒットを放っていました。ジェラシーだわ。20球ずつ打ったら、次の人と交代するのですが、待っている間に中年男性達のプロ野球談話に花を咲かせていてほっこりしましたよ。バットを思いっきり振って球をあてるという単純なアクティビティなのですが、日常のストレスも振り切れそうで仕事帰りに20本引っ掛けるのも悪くないなと思いました。

この後、大阪なのに何故だか博多ラーメンを食べに行きました。レストランの激戦区の大阪は色々あり過ぎて選ぶのが大変で、脱線してしまいました。。。大阪は甥と会うのが目的だったので、この日まで。次の日には広島へ向かいます。