南フランスのBien-êtreな暮らし

Simple life が心身にいいのでは?という観点で生活習慣を変えてみた。

日本旅行 令和元年 Day-6 屋久島 山に包まれ飲まれました

違う話題にそれてしまったので、かれこれ1か月前の話になってしまった旅行を思い出しながら今アップしています。。。。

この日は屋久島旅行の一番の目的である、縄文杉のトレッキングコースに行く事になりました。スタート地点から往復で10時間のコースと言われていますが、私は脚に自信があるので、3時間プラスして復路は「もののけ姫」の舞台のモデルになったと言われている、白谷雲水峡に行く方にコースに行けるなと思い、朝4時頃に出発するバスを乗り継いでビッグデイに臨みました。

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朝ごはんと非常食を兼ねてチェルシーたけのこの里などお気に入りスウィーツを買ってた。パッケージのたけのこがタスキ掛けなの気が付かなかった。ご当地パンのパッケージが可愛くて購入せずにはいられなかった。

歩き始めはトロッコ道です。かつて林業が発達していた時に村があったそうで、住民はトロッコに乗って近くの町まで買い物に行っていたとの事です。

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2日後にこの水路が氾濫するとは夢にも思わないでいました。

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縄文杉の次に有名なウィルソン株の中から見上げた景色。ネット画像などではハート型に開いてある穴も今では浸食それとも侵食されたのでしょうか、穴の形が変わっていました。

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ウィルソン株はとにかく大きかった。神が宿っていると言われており、この中に祠があり、鳥が巣を作っていました。

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縄文杉コースに欠かせない、前日注文のおにぎり弁当。竹の皮で包んであって、いい匂いがした。感激の美味しさでした。

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霧深い写真だから、縄文杉だとおもうのですが、周り囲まれてこんな近くまで近づけなかったはずなので、他の杉の木かもしれない。縄文杉はウィルソン株より30分と案内に載っていたのですが、有に1時間は掛かりました!この区間がしんどかったです。

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この根っこ、生命と神秘を感じます。

実際に歩く前は、このコースの所要時間は遅い人のスピードが基準だろうと思ってしたが、いやはや、10時間というのは少なく見積もった数字だと実感。行きより下りが多い帰りの方が辛かった。折り返しすぐにモニャの膝が腫れてしまい、スローダウンを余儀なくされたのと、急いで歩いて景色を楽しめないのはもったないと思ったので、「もののけ姫」はこの日は断念。山道からトロッコ道に戻ってからの道のりがこれまた行きより長く感じ、もしかして道に迷った(一本道ですがね)!?と焦りべそをかきそうになりましたが、無事終了。明日の朝の「もののけ姫」コースに行く余力あり!

私達は日帰りコースでしたが、朝から折り返して帰ってくる人たちをちらほらと見たので、縄文杉より先を歩く為に夜を山中で過ごされる方も結構いるようです。私はあまり荷物を持って歩きたくないし、乾いた服とふとんで寝たいので、トレッキングは日帰り専門なんですよね。今まで、アルプスやカナダの山でトレッキングした事が何度もあるのですが、屋久島の神秘さが際立ちピカ一です。死ぬまでに行きたいところのリストに入れる事をぜひお勧めします。