南フランスのBien-êtreな暮らし

Simple life が心身にいいのでは?という観点で生活習慣を変えてみた。

日本旅行 令和元年 Day-4 指宿 長渕剛も蒸された事あるのかな?

今日から九州に足を延ばします。まずは広島から新幹線で鹿児島中央駅に着き、それから指宿のたまて箱という観光列車に乗って、砂蒸し温泉で有名な指宿に向かいました。

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昨日、食べ逃したアナゴ飯を弁当にて。う~ん、煮アナゴ弁当にしとけば良かったかも。もみじ饅頭も進化したなぁ。

今回の九州旅行での目的は、九州名物になっている観光列車を乗る事と温泉地を訪ねる事も含まれているので、観光列車のトップバッターはこのたまて箱号となりました。

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外観はレトロな黒と白のコントラストどすえ。

たまて箱の名前の由来はあの浦島太郎伝説の発祥地が鹿児島の薩摩半島という説からで、この列車のドアが開く時に白い煙を出す演出があると聞いていたのですが、私達がプラットホームに着いた時には列車がすでに着いていて真相を確かめる事ができませんでした。
木目調の車内は団体観光客で一杯でした。天気が良ければ目の前に広がる錦江湾にそびえ立つ桜島が見えるのですが、あいにくこの日は小雨が降る曇りで桜島の頂上は見えませんでした。私は何度かフェリーに乗って、鹿児島市から反対の大隅半島に行くために錦江湾を横断した事があるのですが、フェリーから見る桜島は絶景でした。このフェリー、絶景も有名なのですが、船内で販売しているうどんも知る人ぞ知る逸品なので、機会があればお試しあれ。
煙を上げる桜島が見れなかったのは残念だったのですが、指宿のちょっと手前の海岸沿いの道の「ようこそ!長渕剛ゆかりの地 宮ヶ浜へ!」の横断幕を見た時になぜだか一人興奮していました。予測していなかったので、シャッターチャンスを逃してしまったのが悔やまれる。彼のファンでもないのですが、こんな南の端出身だったのかと驚いたのと、主張しているわりにはシュールさを感じる横断幕にグッと来たせいでしょうか。

一時間も経たないうちに終点の指宿につきました。そこからはお宿のお迎えで砂蒸し会館まで直行しました。砂蒸し温泉はその名の通り、火山の熱で熱くなった砂の中に横たわるもので、注意書きには低温やけどにならない為に10分程であがった方がいいと書いてあったのですが、少なくとも20分は粘りましたよ。その後、砂を払う為にも隣接してある温泉に。ここの温泉の水源は何年も昔に溜まった化石海水との事で塩っ気がありました。温泉の後は館内にあったお土産物売り場にて買い物。カツオで有名な枕崎が近くにある事もあり、充実した品ぞろえで、お土産物屋さんであれもこれも買いたいと散々迷いました。お土産物屋さんで興奮するだなんて、志向が変わったのかしら。

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街を歩いていて見つけたデザインが気に入った焼酎ブランドの旗。飲み損ねた。

本日のお宿である「川久」さんは、小さめのお手頃な風情のある温泉付き民宿で、オーナーさんと従業員の女性(お名前聞くのを忘れてしまった)がとても親切で気持ちよく時間が過ごせました。夜は教えて頂いた近所のレストランで美味しい夕食を頂き、次の日の屋久島に備えて床に就きました。

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錦江湾で採れた新鮮なお魚を使ったお寿司。お皿も盛り付け方もすんばらしい。

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鹿児島と云えば、つきあげ。旨くないわけないだろうよ!