南仏の味ラタトゥイユRatatouilleと猛暑
先週からフランス全土猛暑が続いております。中でも南仏は先週は45度に達したエリアもあったそう。湿度が低いから日本の夏程の不快感ではないとはいえ、クーラーどころか、扇風機もないのが通常なので、かなりきついです。
こんな暑い日々は、朝のうちに買い出しにいって、大量に作って冷たいまま食べれるラタトゥイユを冷蔵庫にストックしておくのが便利です。
今まで、レストランやよそのお家で何度も食べたラタトゥイユですが、どれも個性があって、ほとんどピューレ状にまで煮崩れされたものや、野菜を小さく切ったものなどそれぞれでした。日本での知れ渡っているレシピは野菜が大きめに切られた歯ざわりが多少残っているものなのかなと想像してます。
さて、さっそく作りますかっ。レシピはいたって簡単。お好みの大きさに切った野菜(私の好みは小さめの1~1.5cmぐらい)を、パプリカ→ナス→ズッキーニ→玉ねぎ&トマトの順で別々に炒めます。量的には自分が好きな野菜は多めでいいと思うのですが、私はパプリカ1個、ナス(日本のサイズ)2個、ズッキーニ1個、玉ねぎ1個、トマト3個で今回いきました。
こんな感じで別々に炒めていき、最後の玉ねぎ&トマトを炒めている鍋に全ての野菜を戻し、塩、ローリエー、タイム(私はオレガノも入れちゃいました)を加え、蓋をして1時間程蓋をして弱火で煮詰め、ニンニクのみじん切り1個分を加えて、さらに10分程蓋をせずに煮たら出来上がりです。
仕上がりはこんな感じ!
食べる時に、オリーブオイルとコショウとブラックオリーブを加えるのが私流です。感想はですね、、、、あっさりしてて暑い日にはいい。素材の味が決めてのはっきりしない味はフランス的だなと思います。正直、私はもっと味にパンチがあるシチリアのカポナータの方が好みなので、次はこちらを作りたいと思います。