イラクサは雑草というには勿体な過ぎる
うちの畑に風に乗ってやってきた、イラクサ (Ortie) の種がみるみるうちに成長して茂っておりました。イラクサは害虫駆除にいいのですが、茂り過ぎると作業中に肌に当たって被れてしまうので、まだ小さいうちに除草しました。
除草したイラクサですが、捨てないで人間と植物の健康に役立てる事が出来るので勿論再活用します。
ハーブティーとして頂けます。お湯で抽出したものは青緑のようなそそらない色なのですが、ビタミン、鉄分などが豊富な上に血行や関節炎にも良いようです。デトック効果もあるようで、利尿作用、抗アレルギーにも役立つようです。色、味共に、アーティチョークの煮汁に似ているので、灰汁が強いイコール、ポリフェノールも豊富でもあるのでしょうか。
Permacultureでは、このイラクサを雨水で漬けこんだものを時々掻き混ぜながら発酵が収まるまで待って出来た液を、水で薄めたものを肥料の代わりに使います。栄養たっぷりだし、害虫退治にもなるしで有機栽培の強い味方になりまし。しかし、強すぎるのも反対に植物には毒になりますので、やりすぎも禁物だそうです。自然の力を利用して野菜を育てられるなんて、EcoでSustainableですよね。